演劇部の舞台制作からひろがった
建築への興味。気がつけば分譲住宅という
大きなステージに立っていました。
株式会社 新昭和イクス 技術部 京葉工事課 工事監督二級建築士 インテリアコーディネーター
2023年入社 岩渕 梨里花施工管理職

どんな理由から建築業界を目指したのですか?
演劇部の舞台制作から、建築女子になりました。
建築業界を目指そうと思ったきっかけは、高校の部活、演劇部の影響です。演目の世界観によって舞台の空間設計や照明計画をつくるのですが、そこから建築の世界に視野を広げれば舞台づくりが変わるんじゃないかと。興味を持ちはじめるとけっこう極めてしまう性格ですので、それ以来、趣味の映画と旅行では映画のセットを見たり、旅先の有名な建築を見たり、建築への興味がどんどん増して、建築・デザインを学ぶ大学へ進学しました。
新昭和グループに就職を決めた理由は?
本当に最後の最後で飛び込みました。
コロナ禍の中、リモートの就活で50社ほど説明会に参加しました。いろいろな人と関わりあって一つの空間を創り上げていけるアットホームな雰囲気の会社を希望していたので、リモートでもきちんとマンツーマンで対話できた20数社に絞りました。その後、大手のハウスメーカー2社から内定をいただきましたが、転勤があることがネックになり決めかねていました。実は、この時点で新昭和グループは候補になく、いちばん最後に飛び込みで面接に参加したんです。自分には地域に根付いた企業が合っているなと思っていて、千葉で転勤なしで働ける新昭和グループに就職を決めました。

今の仕事内容は?
同時に複数の住宅を建てる分譲地の建設を管理しています。
将来は住宅の設計をやりたいので、最初は現場を管理するノウハウを付けた方がいいというアドバイスをいただき、今の工事監督の仕事を選びました。仕事は分譲地ごとに担当が分かれます。それぞれで作業する大工さんや取引先をまとめながら工事の進捗を管理し、各種の検査を行い、工期内に現場を完成させます。
どんなところにやりがいを感じますか?
大きい分譲地を一人の責任で動かすことです。
注文住宅は、お客様と対話しながら理想の1棟をカタチにしていく達成感があると思います。逆に分譲住宅のいいところは、ひとつの現場に何棟もの家が建つことです。街並みとしての統一感がありながら、それぞれの家が違う個性を持っていますし、その分ノウハウも数多く身につきます。また、大きな分譲地ですと同時に数10棟の住宅を建てるので、材料が遅れれば隣を優先するとか、段取りを考えて全体で管理する面白さ、そこが大変ですが…、があります。一つの分譲地の責任者は一人だけなので、やりがいは大きいです。
